2008 . 04 . 13

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雛鶏の海塩包み焼き、春キャベツのブレゼ添えです。約800グラムの雛鶏を、1羽丸ごと塩で包み、オーブンでゆっくりと火を通します。塩で包むことにより、雛鶏のうまみと熱が外に逃げません。甘みのある春キャベツとともに、スープ仕立てでお出しします。オーブンから出した後に、テーブルでお切り分けします。お二人様単位でご注文ください

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1月15日(火)~23日(水)を冬期休業とさせていただきます(2007.12.30)
12月31日(月)~1月6日(日)は、3150円のディナーコースをお楽しみください(2007.12.26)
12月22日(水)~25日(火) 2007年クリスマスディナーメニューのお知らせ(2007.12.7)
スタッフ募集のお知らせ
ミネラルウォーター「ペリエ」プロモーションのお知らせ(2007.7.13)
5月26日(土)は18時からの営業とさせていただきます(2007.5.24)

   

 bon chic bon genre(東京のお盆とお盆の東京)

フランスではキャトーズ・ジュイエを過ぎるとバカンスの季節がやってくる。キャトーズ・ジュイエの訳は、ただそのまま「7.14」。この日はパリのモニュメントに花火が加わる。パリの空の色がトリコロールになる。日本人からしたら、花火は物足りないものかもしれないけど、シャンゼリゼを行進する軍隊には華やかさと物々しさがある。この時期が長い休みの始まりというのは日本の学校と変わらないのかもしれない。むこうは大人が休むわけだけど。
そのキャトーズ・ジュイエあたりが東京ではお盆になる。お盆といっても故郷がないと特別に行く場所もない。東京いう街は、ものすごく細かく季節を感じることもできるけど、まったく無神経でいられるところでもある。僕にとっては、夏休みに入るくらいになると家の仏壇のあたりがなんとなくそんな感じになっていた記憶くらいしかない。
だけどフランスにいたときに、大統領がシャンゼリゼで車の上から手を振っている姿をテレビで見て、町の中がバカンス仕様になっていくのを眺めて、そういえば東京はお盆だったかなと思った。異国の晴れ舞台を見ると、純粋な満足感のあとに不思議と自分の国のことが出てくる。フランスに飽きる部分は僕にはきっとないし、すぐに日本に帰る気持ちもなかったし、ときにはいられるならずっといたいと思った。だけどその「帰る」という感覚が僕には初めてのことだった。
だから自分の場合は、どこかに行くということであるなら例えば福岡でも京都でもフランスでも、行ったことのない北海道とかでも同じだった。でも今では長い時間を過ごしたニースの町には特別な気持ちがある。それにやっぱり今度はパリのキャトーズ・ジュイエも見てみたい。お盆にフランスに「帰る」ようなときがくるかな。
今年のお盆は週末の連休で、そして台風で大雨だった。交通機関が混乱しているニュースは、1か月後の高速道路の渋滞を見るようだった。そんな悪天候の週末に、個人的なお客さんがけっこう来てくれた。ずいぶん前に出したお酒のことを思い出したりした。夜遅くに天現寺橋までお好み焼きを食べに行った。きっと普段は混んでいるんだろうけど、すぐに入って食べることができた。大阪のひとたちがお好み焼き屋を東京でやることは、フランス人が日本でフレンチをやっているようなことかもしれない。「とんぺい」はたぶん初めて食べた。外は見えないくらいのどしゃ降り。お店のひとたちは色々と教えてくれて丁寧なサービスをしてくれた。結局仕事になってしまったお盆だったけどリラックスすることができた。
8月は世の中にお盆が来る。そのときは僕は働いていたい。お盆を2回なんて何回も忘年会を繰り返すみたいだから。その時期は東京の距離感が変わる。東京のよさを感じられるときでもある。そんなときに働くのは楽しいことだし、僕もいいサービスをしたい。あとは、少し時間を作って静かな東京に遊びに行きたい。